2009年05月06日

盆栽世界観の三つのポイント 〜盆栽美術館に行ってきた〜

盆栽美術館・春花園たるものに昨日行ってきた。


小岩からバスで10分程度行ったところにあり、
入館料は800円。

そこで小林國雄先生から色々教えてあげなさいということで、
お弟子さんがずっと雨の中色々と教えて回ってくれたのだが、
これが聞けば聞く程、この世界が面白い!
特に面白かったことを三点まとめてみた。(コンサルっぽくw)

■自然を造る
盆栽において評価が高いのは、より自然らしい作品らしい。ガーデニングの様に人工的に美しい世界を想像→創造するのではなく、あくまで最も美しいものは既に自然の中にあるという価値観からスタートし、いわばそのミニチュアをいかに造り出すかがポイントなんだとか。だから盆栽は基本的に山にある木々をそのまま取ってきて植えることから始め、長きに渡ってその刹那的な美と移り行きを楽しむのだと。


■非常に計画的かつ偶発的
盆栽は長期的に目指す美しさのために計画的に行うと同時に偶然を楽しみ活かすことが重要である。この計画的である事と偶然である事は矛盾している様だが、これが混同して美しい作品ができるのだと。(矛盾大好き人間にはたまらないw)
「根張り」と「立ち上がり」という根と幹が最も盆栽で評価されるのだが、この部分は成長するのに時間がかかる。この石付きの紅葉などは(個人的にはものすごく好き)石を掴む様に幹と根が張っているのだが、これを造るには十数年の年月がかかる。それが成長のゆっくりな松なら二倍かかる。よって自分の造りたい盆栽を造るためには非常に長期的な計画性が必要になる。案内してくれたお弟子さんは、「盆栽はお年寄りがやっているイメージが強いけど、実は年寄りになって初めたのではもう遅いんだよね。」と繰り返し述べていた。この様に木々の成長を計画的に促す必要がある。
(更に個人的には、葉に関しても興味深かった。根や幹は短くても山の木と同じ種類だから葉の大きさは大木と同じ葉が芽吹く。それを途中で一度切り落としたりしてちゃんと幹のサイズに合った葉のサイズにするらしい。)
しかし、計画的といっても盆栽の醍醐味は、理想を形作るのではなく、その木の持つ味を活かすという点にある。よって繊細な木(eg.紅葉)もあれば、ごつごつした木(eg.黒松)もあり、その中でもまた個性が出てくる。これは計画して促せる範囲を超えている。そこに関しては偶然の出会いを大切にして、その良い個性を味として引き延ばすのだという。その意味で西洋芸術とは違い、最終的には偶然に、つまり自然に身を委ねている作品なのである。


■侘び寂びによる物語を創る
盆栽はまさしくわびさびのインテリアとして重要な役割を担う。


この写真では盆栽、掛け軸、人形の三点しか部屋の装飾がないが、そこには見事な和、そして物語が構築されている。掛け軸は、簡単にいえば山に錦が如く咲いた花が美しいとあり、その右側には花の咲いた盆栽。そして左下にその美しい花を見上げる老人の人形が置いてある。この三点しかないことによって、あえて侘びしさ寂しさを造り出しつつ、その空白は物語を造り出すことによって想像力で埋め尽くせる様になっている。きれいなだけではなく、こうすることによって見ていて飽きない空間が構築されている。


この三点が基本的にキーとなるポイントだと思うのだが、
もっと色々育て方や海外での盆栽状況なども教えてもらったし、
本当に行ってよかった。

五月末のイベント無料入館券ももらったこともあり、
盆栽仲間募集ですw




posted by non at 18:18| 千葉 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私の北京の盆景ネットを訪問することを歓迎します http://japan.beijingbonsai.com

とても光栄で、あなたの盆景まで(へ)鑑賞して、あなたも私の叔父の製作の盆景を鑑賞しにきます。劉備の蜀国から来て、私の叔父はいつも北京で盆景を販売します。

お礼を言います

很榮幸,欣賞到您的盆景,您也來欣賞我舅舅製作的盆景。來自劉備的蜀國,我舅舅常年在北京銷售盆景。

私の叔父の今日の60歳、盆景に対してとても深い研究があって、あなたの機会は北京の盆景の市場に来ることができて、みんなはよく交流して、劉備の蜀国の荊州にも来ることができて、私達の盆景の基地です。年末の關羽の防衛のために駐屯する都市の時に。荊州

謝謝
Posted by 石義祥 at 2009年07月02日 16:35
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